楽観的日和見主義

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【滋賀、大津市】いじめ自殺報道について

 いじめ自殺報道が、最近話題になっています。

 非常にいたましい、許せないことだと思います。私自身、いじめというものを学校で直接目にしたことはないのですが、いじめにより命を絶つ人がいるのはとても心が痛みます。いじめ自殺による死者数は、表に出ないだけで相当数いるのではないでしょうか。
 個人として言いたいのは「逃げるのは悪いことではない!」ということ。心理学者の渡邊氏のツイートでも言われていましたが、逃げる=うしろめたいことがある、間違っていないなら逃げるな、という理屈はおかしい、ということ。
 逃げたっていい、無様でもいい。ただ、生きていて欲しい、と言いたい。

 さて、本題に戻ります。

自殺練習、葬式ごっこ「見落とした」 大津市教委、学校に責任転嫁「因果不明」
2012.7.11 09:58
ソース:http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120711/crm12071110000003-n1.htm
「今月6日まで見落としていた」-。大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が飛び降り自殺した問題で10日、初めて明らかにされた2回目のアンケート。「自殺の練習と言って首を絞める」「葬式ごっこ」という痛ましい記載があったが、市役所で緊急会見した澤村憲次・市教育長が説明した市教委の対応はずさんきわまりないもので、批判が強まるのは避けられない。
(中略)
 市教委によると、学校から2回目のアンケートの結果について報告があったのは昨年12月上旬。市教委の学校教育課が確認作業にあたったものの、「市教委が公表の基準とする、いじめの確証が得られる情報がなかった」として、アンケートの存在自体を公表しなかったという。

ところが、今月6日に市教委で改めてアンケートを見直したところ、「自殺の練習と言って首を絞める」「葬式ごっこ」と具体的な記述を発見したという。なぜアンケートを見直したのかについては明確な説明がなく、会見した幹部からは「学校が『新たな情報』として市教委に報告していなかった」と、学校側に“責任転嫁”するかのような説明もあった。

 昨年秋に行った1回目のアンケートで、学校や市教委はいじめの存在を認めながら「自殺との因果関係は不明」と判断。しかし今月に入って「(男子生徒が)自殺の練習をさせられていた」、「教諭が見て見ぬふり」-など問題のある回答が含まれていたことや、男子生徒が「暴力」「いじめ」を受けていたとの回答が伝聞も含め計227件にのぼっていたことなどが判明した。ところが市教委側は10日夜の会見でも、「自殺との因果関係は不明」との主張を繰り返した。



 昨日の記事ですが、いじめの具体的内容について触れているので載せました。

 今回の事件については、いじめの加害者の少年たちはもちろん、担任をはじめとする周囲の大人の無関心、保身がみてとれます。担任に至っては、暴力を振るわれている少年の前で加害者側に「やりすぎるなよ~」などと笑ってほざく始末。
 いじめが深刻化する要因の一つとして、担任教諭が加害者側に加わる、という点が一つあると思います。(中野富士見中学の件もそうでした)教師が加わることで、加害者が「自分たちは悪くないのだ」という思いを肯定され、行為がエスカレートしていくのだと思います。
 それにしても、26年前の事件から何も変わっていない現状を見ると、学校教育、学校組織というものそのものが何ら変化していないことを思い知らされます。
 「学校」という治外法権の在り方を問い直す時期なのかもしれない。同県の高島市では、いじめ加害者の少年ら(15)が逮捕されています。(http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111203/waf11120307000000-n1.htm)
 いじめという生温い曖昧な言葉ではなく、犯罪として立件することは大きいのではないでしょうか。「学校だから何をしても大丈夫」という感覚が、正常な善悪の感覚を麻痺させてしまっているようにも思える。
【学校が人を怪物にする】「大津市いじめ自殺について内藤朝雄さんのコメントにもあるように、学校の中に法律を取り入れるのも一つの方法かと思います。というより、この事件をきっかけに今後そういう動きが活発化していくことを願います。

 また、学校がいじめを隠蔽する体質の根源に、成果主義があります。
http://blogos.com/article/42957/
>東京都内の公立中学校長が「親に対し、いじめがあったとはなるべく認めたくない。教育委員会にもできれば報告したくない。報告しても問題の解決には役立たない」と本音を打ち明けたそうでありますが、「いじめや不登校の件数を多く報告すれば『学校経営能力』にバツが付き、相対評価が下がると言われている。」とは、いじめられている子供やその親からすれば無責任にもほどがある呆れた「本音」なのであります。
>しかしながら事態が深刻なのは、そもそもこのような事なかれ主義の教育行政は、この中学校長から「役立たず」と名指しされている「教育委員会」も、事なかれ主義そのものであり自分たちの評価が落ちないように「臭いモノには蓋をする」体質なのであります。
(中略)
>調査方法や報告内容をどんなに改良しても、彼らは結局は自分の点数を下げないために「いじめ」を隠してしまうのです。

この辺も根が深い問題でしょうね。

関連:
「自殺練習」いじめ放置 教諭「見て見ぬふり」「一緒に笑っていた」
>一方、男子生徒が先生にも泣きながら電話でいじめを訴えたが、あまり対応してくれなかったらしい、と指摘する回答もあり、教諭が男子生徒へのいじめを認識していながら、適切な対応をとっていないことが明らかになった。
 ふざけんな!被害者にとっては絶望の瞬間でしょう。
 しかも加害者の親は地元の有力者だったとのこと。こういう、権力相手におもねるような体質もどうにかならないんでしょうか。しかしその辺りは、地域の歴史や独自の文化もあるので、なかなか難しいところではある。
 やはり法的措置を取るのが一番なのかな。
 
 いじめをなくすことは難しいとしても、自殺は防げるはず。生き抜いていってほしい。

大津署が父親からの被害届3度受理せず(7/5)
市役所と中学校を家宅捜索 滋賀県警が暴行容疑で(7/12)

参照リンク:
【大津】中2いじめ自殺事件まとめ @ ウィキ
http://trackback.blogsys.jp/livedoor/balmung10/7245245

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