楽観的日和見主義

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

東京伝説―うごめく街の怖い話

東京伝説―うごめく街の怖い話 東京伝説―うごめく街の怖い話
平山 夢明 (2003/04)
竹書房

この商品の詳細を見る


恐怖を体験するのに、もはや霊感も因縁も必要ない。ただ、生活していればいい――
この本は「超」怖い話取材中に心霊物以外を集めた話らしい。全て実話・・・というが、本当の所はわからない。むしろネタにして欲しいものばかりだ。しかし、これはそう信じられるくらいリアルに書かれている。平山氏の筆力ゆえだろう。

さて、内容というとこれも「いま殺り」と同じく狂った人間の恐怖を中心に書かれている短編集である。どれもこれも生理的に嫌悪を抱き、精神的にかなり参る。中にはホームレスなどそうでもない話もあるのだが、油断はできない。
家族揃って狂っている「家庭教師」、フリから本当におかしくなってしまった「サイコごっこ」、都会に住む人間の舌の哀しさと絶望を描く「終末ラーメン」・・・どれも忌まわしく、恐ろしく、書くのも嫌になる話だ。
ちょっと思ったのが「リモコン」を学校で話したら、いじめ(特にパシリ系の)は減るかもしれない、ということ。そして「取り扱い注意」の教師はバカすぎる…。
「ヒメバン」の歌姫は誰なのかちょっと気になった。

戸締りを厳重にすること、ちょっと変な人を見つめたりしないこと。それが教訓だとつくづく思った。
人間の闇、人間地獄はどんな闇より恐ろしい。
スポンサーサイト

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 

トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。